nihoonshibenkyouの日記

 私大の日本史で点数がとれない。そんな受験生に、ストーリーで学ぶ勉強法をお教えします!

武士はどのように誕生した?難しい経緯を簡単に解説

 こんにちは!マロです!

 

 この記事では、

「武士の成立」

を解説します!

 

早速ですが、

みなさんは、

武士の成立について説明できますか?

 

 

「武士は偉い人」

「なんか、戦してた人」

そんな風に思っていませんか?

 

間違ってはいませんが、

そこで終わっていると、

この後の歴史が理解できません。

 

自分自身、初めはよくわかっていませんでした。

そのため、もやもやしたまま日本史を学んでしまい、

ただの暗記をしてしまいました。

その結果、暗記はうまくいきませんでした。

 

しかし、暗記せずに理解すれば、

しっかりと頭にはいり、

テストでも点を取れるようになったのです!

 

「武士」は幕府を理解するうえで重要なので、

いい加減には出来ません。

 

そこで、今回は、

「武士の成立」

について大まかに解説します!

 

 

 

では、さっそく解説します!

 

まず、武士について関して考える上で、

ポイントになるのが、

「土地の管理」です!

 

 

 

これは大切なキーワードなので、

覚えておいてください!

 

では、このキーワードを押さえたうえで、

武士の成立についてみていきます。

 

政治の中心は「天皇」と「貴族」でした。

昔は、天皇と有力な貴族が結婚し、

政治を担っていました。

 

 

この時、律令制度(律=刑法、令=行政法)

を行っていたのですが、

これが上手くいかなくなっていました。

こうなっていくと、税の徴収などの面で大変です。

 

そんな中、9世紀末あたりになると、

国司が地方統一を一任され、

その土地の農民に税を納めさせていました。

国司中央政府から派遣された行政官です。

 

そして、国司のトップが「受領」と呼ばれました。

ただ、この受領、かなりのワルだったのです。

中央の貴族にワイロを渡し、

出世したりしていました。

 

 

当時は、ワイロが成り立つ時代だったのです。

その結果、受領は多額のマネーが必要になりました。

そして、土地に重税を課すようになったのです。

 

 

そうすると、当然、対抗する人が出ますよね?

それが、武士誕生のきっかけです。

受領に対抗するため、郡司(国司の一つ下の役職)と

開発領主(有力農民)は武装化しました。

 

チェーン店で働いている店長やバイトリーダーが

上に胡麻をするエリアマネージャーのことが嫌いで、

そのエリアマネージャーをに歯向かうイメージです。

 

こうなると、政府も黙っちゃいません。

押領使と追捕使という軍事的な役人

を送り込みます。

 

当時は、海賊や強盗も盛んでした。

そのため、押領使や追捕使に鎮圧させたのです。

しかし、押領使や追捕使はその土地に住み、

武士に加わります。

 

ミイラ取りがミイラですね(笑)

そして、国司の子孫などが中心になり、

武士団を形成します。

 

 

その後、10世紀には、

承平天慶の乱藤原純友の乱が起きます。

この時、それぞれの乱を

桓武平氏清和源氏が鎮圧したのです。

 

彼らは、押領使、追捕使であり、

乱鎮圧後、棟梁として、

いくつもの武士団をまとめるようになります。

 

 

以上が、武士の成り立ちです。

 

簡単にまとめると、

横暴な役人に歯向かって

不良みたいになっていた

役人や有力農民が武士。

 

その武士が集団になり、

大暴れしていたのを

源氏平氏が鎮圧し、

まとめ上げていった。

 

ということですね!

 

この後、源氏と平氏が争い、

源氏が力を持ち、鎌倉幕府が成立します。

鎌倉幕府の主従関係も土地を介したものなので、

武士と土地の関係は重要です。

 

 

以上が、武士の成立です。

長くなってしまいましたが、

実はかなり省いています。

 

では、ここからさらに理解を深める

ためにはどうすればいいのでしょうか?

 

ここからやることとしては、

3つのステップがあります。

 

①今回の記事を読み直し

 大事なポイントをメモする

 

②メモなどをみながら教科書を読み、

 省かれた箇所などを学ぶ

 

③わからない部分をメモし、

 調べる

 

ですが、ここまでやるのは大変ですよね?

 

 

なので、まずは、

「今回の記事を読み直す」

ということをやってみてください!

 

ある程度わかりやすく書いたつもりですが、

一度読んだだけでは頭に入りません。

もう一度読むと、理解が深まります。

 

最期まで読んでいただき、ありがとうございました。