nihoonshibenkyouの日記

 私大の日本史で点数がとれない。そんな受験生に、ストーリーで学ぶ勉強法をお教えします!

日本史の政治史の勉強は○○でマスターできる!

こんにちは!マロです!

 

さっそくですが、

「日本史の政治史の勉強」

どのようにやっていますか?

 

「とにかく暗記!」

「過去問をひたすら解く」

「授業ノートをとにかくまとめ直す」

そんな風な勉強をしていませんか?

 

このような勉強をしていては、

受検に合格できない可能性が高いです。

 

もちろん、人それぞれ自分にあった

勉強法は違うかもしれません。

なので、さっきの例のような勉強法で

試験で点を取る人もいるかもしれません。

 

しかし、もし、このような

勉強をし、試験や過去問で点を

取れないのであれば、

やめた方がいいです。

 

ひたすら暗記、

ひたすら過去問を解く、

ひたすらまとめる

 

このように戦略もなく、

ひたすら勉強するのは

危険です。

 

そもそも、結果が出ていない時点で、

勉強法は変えた方がいいです。

 

それでも、勉強法を変えるのを恐れ、

「今は成果がでていないけど、

このまま続ければ大丈夫」

「いずれうまくいく」

 

このように考えてしまい、

最終的に、勉強法した内容ではなく、

勉強量を根拠にしてしまう。

 

そんな風な人、

多いのではないでしょうか?

 

実際自分自身がそうでした。

日本史の授業プリントを

アカセルで隠し、ひたすら

言葉の暗記をしていた時期が

ありました。

 

しかし、そこには

ある落とし穴がありました。

そして、そこに気付き、

勉強法を変えたのです。

 

この記事を読めば、

日本史の勉強で大切な

ポイントがわかります。

 

なので、ぜひ読んでいただきたい

ですが、もしかすると、

あなたはこの記事を読む時間がない

と考えているかもしれません。

 

しかし、もし、この記事を読まず、

今までの勉強法を続けていれば、

確実に受験に落ちます。

 

 

一方で、この記事を読み、

勉強法をかえれば、

確実に受験に合格できます。

 

 

というわけで、

さっそく解説していきます。

 

日本史の政治史の勉強で重要なことは、

「時代背景を押さえること」

「政治を行った人のキャラを

イメージする事」

です。

 

日本史に出てくる政治史の内容は、

当然、日本の歴史を学ぶ上で、

必要なものです。

 

誰かの実施した政策をすべて

教科書にぶっこんでいる場合も

あるかもしれませんが、

 

必要なものが

ピックアップされていると

考えてもいいでしょう。

 

何かの政策が実施されたり、

何かの法律が施行される背景には、

何かしらの社会的背景があります。

 

出展:「社会貢献」って何?っていうか社会って何?? - とある編集者の晒しな日記 (hatenadiary.jp)

 

それをまず、押さえるべきです!

それを押さえることで、

きっちりとした理解がなされ、

脳に定着します。

 

といっても、わかりにくいと思うので、

具体例を上げます。

 

徳川4代将軍である家綱は、

武断政治から文治政治へと

移行させる流れをつくりました。

 

武断政治とは、弾圧を中心とする政治です。

一方で、文治政治は、儒教に基づいた

政治です。

 

牢人の反乱である

慶安の変が起こると、

対策として末期養子の禁を緩和し、

その後、殉死の禁止を口頭で伝えました。

 

出展:徳川家綱(徳川四代将軍) (tsukudo.jp)

 

家綱の内容としては、

まだあるのですが、

一旦ここまでにします。

 

まずは、暗記しようとして

みてください。

まあ、これくらいの内容であれば、

頭にはいりますね。

 

けど、明日には忘れていると思います。

なぜなら、単なる暗記だからです。

一方で、情報を加えてみます。

 

まず、この時代は、

家康から家光までの期間を経て、

徳川家の権力が確立された状態でした。

 

歯向かってくるものは誰もいません。

また、鎖国体制に入ったので、

外国とトラブルになる可能性も

低い状態でした。

 

そのため、平和で安定した時代だった

のです。

そこで問題になったのが、

「牢人」の存在です。

 

牢人は言ってみれば、

再就職先のない武士のようなものです。

主君を失い落ちぶれていました。

なので、彼らは町では危険な存在です。

 

そこで、家綱は対策を取ります。

それが末期養子の禁緩和です。

当時、大名の改易(領地没収)の約4割が

後継ぎがいないことによるものでした。

 

領地が没収されると大名は

成り立ちません。

なぜなら、大名の権力は

支配する土地に基づいているからです。

 

なので、対策として、

もともと禁止していた、

死ぬ間際に養子をとる事を

条件付きで許可します。

 

出展:『 牢人大将 』 (artakuto.com)

 

いかがでしょうか。

もちろん、政策の内容にも

情報を肉付けしました。

 

しかし、ここの話は、

平和な時代になったということや、

幕政が安定してきていたという

話がないと成り立ちません。

 

背景を押さえると、

政策や法律の意味が分かり、

その時代の状況が想像しやすくなります。

 

次に、「政治を行った人の

キャラをイメージする事」

ですが、これはつらつら続く

天皇や将軍、首相たちに有効です。

 

天智天皇天武天皇持統天皇

聖武天皇孝謙天皇称徳天皇

光仁天皇聖武天皇

 

徳川家康徳川秀忠徳川家光

徳川家綱徳川綱吉徳川家宣

徳川家継

 

伊藤博文黒田清隆山県有朋松方正義

伊藤博文松方正義伊藤博文

 

見ているだけでしんどいですね。

ただ、これは暗記する必要は

ありません。

 

まあ、順番は押さえる必要がありますが、

それは先ほど述べた、

時代背景を押さえれば大丈夫です。

 

そのうえで、

各人物の特徴を押さえると、

政治史が定着します。

 

たとえば、天武天皇は、

壬申の乱天智天皇の息子と

争って勝ったことで即位した天皇です。

 

天武天皇天智天皇の兄弟です。

持統天皇は、天武天皇

奥さんですね。

 

他には、徳川綱吉

挙げられます。

徳川綱吉は「犬将軍」と

呼ばれています。

 

出展:犬将軍 徳川綱吉 | 江戸っ仔犬 - 江戸っ仔犬 (hateblo.jp)

 

その理由は、

生類憐みの令ですね。

まあ、これは犬だけでなく、

全ての生き物を保護せよ

というものなのですが。

 

とりあえず、印象に

残りやすいはずです。

 

徳川将軍だと、特に、

子どもの時に就任した将軍は

押さえるべきですね!

 

4代将軍家綱は、保科正之が、

6代将軍家宣、7代将軍家継には、

新井白石が補佐します。

 

実質的には、補佐する人が

実権を握るので、

こちらのキャラも押さえるべきです。

 

あとは、自由経済賛成派の

田沼意次も印象に

残りやすいですね。

 

出展:田沼意次 - 牧之原市ホームページ (city.makinohara.shizuoka.jp)

 

時代背景と合わせて、

為政者のキャラを押さえると、

政権を握った順番を暗記しなくても、

順番は頭にある程度入ります。

 

そして、順番が頭にはいるだけでなく、

一人の為政者が行った政策を

一括して押さえられます。

 

こうなれば、当然、

定着しますね。

あとは、各政策や法律の

内容を丁寧に押さえるだけです。

 

ということで、政治史の勉強で

大切なのは、

「時代背景を押さえること」と

「政治を行った人のキャラを

イメージする事」

でした。

 

ただ、この2つを知ったからと言って、

ここで終わりではありません。

実践が大切です。

 

この方法は、古代、中世、近世、

近代のどこでも有効なので、

もう、どんどん実践するしか

ありませんね!

 

ということで、

さっそく実践していく

必要があります。

 

けれど、

いきなりたくさん実践するのは

大変ですよね?

 

なので、まずは、

「自分の好きな時代を選んで、

そこで実践する」

ということをやってみてください。

 

たとえば、江戸時代が好きな人は、

江戸時代の中から、

「綱吉にしよう!」という感じで、

一人選んでみてください!

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました!